反転恐怖症の方へ。正面の顔を描く時に大事なこと
正面の顔はそもそもとても難しい
正面の絵はプロでも難しいと言われています。
紙や画面を反転すると、まるで違った絵になってしまったという話はよく聞きます。反転恐怖症という言葉が生まれるほどこの現象は馴染み深いです。
実はこれはプロにも当てはまります。プロのアニメーターや漫画家でも反転した絵は意外と崩れているものです。
続きを読む画面から目を離して全体を見よう
少し意識を変えるだけで圧倒的に描きやすくなります。
続きを読む画面外のパースを手軽に取る
これはデジタル作画ではなくあくまでもアナログで作画するときの手法です。
普通パースの消失点は画面外にあることが大多数です。一点透視でもない限り画面内にあることは稀でしょう。
画面外にある消失点、特にパースがゆるやかにかかっていて、消失点が果てしなく遠いところにある場合などに正確に作画するためには長い定規や広い作業場が必要となり、とても面倒、あるいは不可能を伴う作業となることがあります。
私がアニメーターをやっていた時に先輩がやっていた手軽に遠くにある消失点のパースガイドを取る手法を紹介します。
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